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ウンコノミクス

インターナショナル新書 156
山口亮子/著
著作者
山口亮子/著
メーカー名/出版社名
集英社インターナショナル
出版年月
2025年4月
ISBNコード
978-4-7976-8156-7
(4-7976-8156-X)
頁数・縦
269P 18cm
分類
新書・選書/教養 /集英社新書
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価格¥950

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

ウンコを経済やエコロジーの視点で見つめ直す!肥料、熱源、燃料、医療…。その活用分野は想像を超える。ウンコ活用が日本の切り札になる!日本人は平均で1日200グラムのウンコを排出する。米国の150グラム、英国の100グラムと、欧米人と比べても多く、日本は世界有数のウンコ排出大国だ。近年、リンの主要産出国である中国が禁輸に動いたり、ウクライナ危機でロシア、ベラルーシからの肥料の輸入が減ったことで、ウンコの価値が世界的に注目されつつある。肥料だけではない。養殖海苔に窒素やリンを供給する栄養塩として、下水熱を使ったビル空調や、冬場に凍結した雪を融かす熱源として、また、自動車燃料、発電、宇宙ロケットの燃料として、ウンコの活用範囲は、我々の想像よりずっと幅広い。ウンコとゴミでできた大阪版万博会場の夢洲の問題点や、羽田空港と隣り合う日本最大の下水処理場のレポートを交え、日本経済を立て直す「ウンコノミクス」の可能性を探る。(目次より)第一章 迫るXデー−−リン酸が足りなくなる日九割を依存した中国が禁輸に動いた 世界は化学肥料の争奪戦へ第二章 ウンコ版「夜明け前」−−バカにならない温室効果 羽田の隣は国内最大の下水処理場第三章 再び「金肥」になる−−ウンコの山は宝の山発酵や乾燥で優れた肥料に第四章 夢洲(ゆめしま)はウンコ島−−悲しき埋め立て処分大阪万博アンダーグラウンド第五章 水産から半導体まで−−生活を支える資源への回帰海苔の養殖と下水道第六章 ウンコは熱い−−サステナブルな熱源ハウスの加温に雪国の融雪 車を走らすバイオガス ロケット発射第七章 先進国化が絶った循環−−ゴミになったウンコ蟯虫検査が廃止された理由第八章 食糧輸入大国はウンコ排出大国−−合わない養分収支海外から栄養分を大量持ち込み 人も家畜も出す一方【著者略歴】山口亮子(やまぐち・りょうこ)ジャーナリスト。愛媛県出身。2010年、京都大学文学部卒業。2013年、中国・北京大歴史学系大学院修了。時事通信社を経てフリーになり、農業や中国について執筆。著書に『日本一の農業県はどこか−農業の通信簿−』(新潮社)、共著に『誰が農業を殺すのか』(新潮社)、『人口減少時代の農業と食』(筑摩書房)、『図解即戦力 農業のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)がある。

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